SEOに強いサイト構造の設計方法

SEOに強いサイト構造とは、検索ユーザーが、探している情報に簡単にたどり着けるウェブサイトです。

新しいサイトを立ち上げる時や、今のサイトをリニューアルする際に、SEOに強いサイト構造を、どのように設計すれば良いかを説明します。

なお、スタートアップ/新規事業で、サイトを立ち上げる際は、サイト構造の設計をする前に、PMF(プロダクトマーケットフィット)やKPI/KSFの設計を行います。スタートアップ/新規事業でのサイト設計手順という記事で解説していますので、参考にしてください。

サイト構造は初期設計が重要

検索エンジンからの流入が重要なウェブサイトは、最初からSEOを考慮してウェブサイトを設計しましょう。

SEOのことが初期設計の時点で考慮されていないウェブサイトにSEO対策を行おうとすると、実装できないことが多くなり、SEO対策の効果が出づらくなります。

SEOに強いサイト構造を設計する方法は以下の手順です。

  • キーワード選定
  • サイトマップ作成
  • サイト構造の詳細設計
  • ページテンプレート設計

サイト構造設計の前にキーワード選定

まず、ウェブサイトで狙うキーワードの選定を行います。

詳しくは「SEOの勝率を高めるキーワード選定の方法」で説明していますが、キーワード調査で幅広く検索ユーザーのニーズを洗い出し、検索ニーズを一定の粒度で分類した上で、キーワードを絞り込みます。

キーワード選定により、検索ユーザーの検索意図と自社の強みが反映されたキーワードリストとキーワードグループが作成されます。

キーワードグループと個別キーワードごとに、どういったコンテンツが検索ユーザーのニーズにマッチするかも整理しておきます。

サイトマップを作成

キーワード選定で整理した、コンテンツをサイトマップに落とし込みます。

サイトマップに落とし込む前に、サイト構造のモデルを選びましょう。サイト構造のモデルは、ツリー型やウェブ型などが典型例です。

サイト構造のモデル

URLを設計する前に、まずは紙にサイトマップを書き、どのページからどのページに遷移したいかを整理してみましょう。

ユーザー遷移を整理

ユーザーの遷移方向が整理できれば、ナビゲーションなどのリンクを通じて、ユーザーの意図どおり遷移しやすくするには、どういったサイト内リンクが必要かを確認しましょう。

拡張性をサイト構造に組み入れる

新しいウェブサイトの場合、サービス内容、案件数、ユーザー数などが、運用の中で変更されることが多々あります。

また、想定どおりにサービスが成長する場合も、サイト規模が大きくなれば、必要な機能が変わります。

サイト規模と機能の拡張

サービスを運用している途中で、データベースのスキーマやURLのルールを大きく変更することは、大きなコストや手間が発生します。

予め考えられる変更は、対応しやすいように、サイト構造やシステムは設計しておきましょう。

SNSの連携性もサイト構造の設計時に考慮

SNS上でシェアされやすいコンテンツをサイトマップ内のどこに組み入れるかを決めます。

SEOもSNSでの拡散が大事になり、SNS向けのコンテンツをサイト構造の設計時点で、検討しておくことが重要です。

SNSユーザー向けのコンテンツと検索ユーザー向けのコンテンツを分断せずに、両者を同じページかリンク関係でつながるようにし、シェアや被リンクの獲得がSEOの成果につながりやすいように設計します。

後で説明するように、シェアを狙うページには、OGPの設定がサイト運用の中で柔軟にできるように設計します。

サイト構造の詳細設計を行う

サイトマップから、更に詳細なサイト構造の設計を行います。

主に設定する項目は下記になります。

  • 画面名
  • 大カテゴリ名
  • 対象キーワード
  • URLルール
  • パンくず
  • その他内部リンク
  • カノニカル
  • ページネーション
  • robots.txtによる除外対象ページ
  • noindex
  • サイトマップxml対象ページ
  • title
  • description
  • h1、h2
  • OGP

自社の強みやサイト内のキラーコンテンツが評価されやすいように内部リンクやクローラの制御を設計する事が重要です。

サイト構造の詳細設計をページテンプレートに落とし込む

サイト構造の詳細設計を、ページテンプレートに落とし込みます。

この段階では、ワイヤーフレームを作成して、仕様だけでなく、レイアウトまで具体化します。

サイト構造の設計をテンプレートに落とし込む

スマートフォン、デスクトップの両方のページテンプレートを作成しましょう。

2018年3月より、MFI(モバイルファーストインデックス)が徐々に適応され始めています。Googleは、モバイルとデスクトップ間でコンテンツに大きな差をつけないことを推奨しています。一方で、内部リンクについては、ユーザービリティを重視するよう勧めています。

モバイルの狭い画面で、どのリンクを目立つ位置に配置し、どのリンクを目立たない位置に配置するか、場合によっては削除するかの判断が必要です。サイトマップ作成時に整理したユーザーの遷移図をもとに判断しましょう。

SEOに強いサイト構造の設計方法まとめ

SEOに強いサイト構造の設計方法について紹介しました。

主に下記4ステップをサイト拡張性やソーシャル連携性を考慮してサイト構造の設計を進めます。

  • キーワード選定
  • サイトマップ作成
  • サイト構造の詳細設計
  • ページテンプレート設計

SEOが重要なサイトであれば、初期のサイト構造の設計は非常に重要です。手を抜くと、後から更に大きく手間がかかることになりますので、ぜひ、丁寧に進めてください。

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